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20

October

2017

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「娘が“お金”を学んだ日」あの子のサクセス・ストーリー

キッザニアは、こどもを見守るお母さんやお父さん達にとっても、さまざまなエピソードが生まれる場所でもあります。キッザニアに寄せられた体験談や心温まるストーリーの中から、今回は、でぶんぱさん(30代)のお子さまの、お金にまつわる成長のお話を紹介します。

 


 

「お金って、減らないんでしょ?」

当時5歳だった娘は、お金のことを、まだよく分かっていませんでした。スーパーや本屋、ゲームセンターなど、お買い物に行く先々で、「あれ買って!」と、よく私におねだりをしていました。その度に、「ママ、お金がなくなっちゃうよ?」と伝えても、「パパからもらえばいいでしょ」「機械(ATM)から出せばいい」と言い、お金が無限にあるものだと思い込んでいたようです。娘にはまだお金を持たせていなかったので、それは当然かもしれません。

 

「たったこれだけ?」のショック。

そんな娘と初めて訪れたキッザニア。
自分のお金を持つという体験も新鮮だったようで、楽しく街を周った1日でした。最後は、この日に稼いだキッゾ(キッザニアの専用通貨)を使おうと、デパートへと向かいます。ガラス越しに眺めていると、娘は店員さんと、買える商品の相談をしている様子。商品はたくさんあるけれど、手持ちのキッゾで買えるものは限られていたようで、店から出てきた娘が手にしていたものは、鉛筆でした。

「たくさんあったお金が、なくなっちゃった…」

お金が一気に減ったことにショックを受けていた娘。次回からは、商品を眺めるだけになりました。

 

デパートとは?

キッザニアでは、キッゾを払って楽しむパビリオンがあります。デパートは、その場所のひとつ。文房具や雑貨、おもちゃなど、幅広い商品を取り揃えており、中には高額な商品も。それをめざして仕事を頑張る子も多く、こども達の働く意欲にも繋がっています。

 

稼ぐって、楽しい!

商品は買えないけれど、娘はキッゾを稼ぐことに楽しみを感じていたようです。「お仕事をすると、こんなにもらえる」「お金をたくさん持つ」という、普段では味わえない感覚があるからでしょう。2回目も3回目も、そして今でも!娘はキッゾを使うことなく、大切に貯め続けています。一緒にキッザニアに来る友達に、ちょっと自慢げに見せられることも嬉しかったようです。しかし、ある時、その友達とちょっとしたトラブルがありました。

 

お金は、オモチャじゃない。

たくさんのキッゾを友達に見せびらかしていたら、「いっぱいあって、ズルイ!」と言われ、私と友人のママが見ていない所で、娘は自分のキッゾの一部をその子にあげてしまったのです。それに気づいた私たちは、すぐに2人を注意しました。

「お金をあげたり、貸したりしてはいけないんだよ」

お金を十分に理解していない娘たちが起こした過ちでしたが、小学生になる前に、こうした経験をすることができて、今では良かったなと思っています。

 

大事に貯め始めた、おこづかい。

初めてキッザニアに行ってから1年が過ぎた今、娘には少しずつ、おこづかいを与えています。買い物を手伝ってくれた時のお駄賃や、お年玉を使った際に出たお釣りなどを与えると、大事に貯金箱に入れて貯めています。欲しいものは特にまだないようですが、私と買い物に出かけた時に、あれこれと指差し、「これは、私、買える?」「こっちはどう?」と尋ね、「それはまだ、今持っているお金では買えないね」というやり取りをしています。
お金のことをより深く知るための、いい練習をしている毎日です。

このエピソードは、「キッザニアの窓」にお寄せいただいたエピソードをもとに構成した話です。

Illustrations by Ami Kanda  /  http://www.amikanda.com

 

この記事で紹介されたアクティビティ

「デパート」
キッザニア東京 / キッザニア甲子園

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